鮪を美味しく召し上がるために
【冷凍マグロの解凍方法】
温塩水で解凍します。
<温塩水の作り方>
40℃の温塩水に対し、塩大さじ2杯(40g)の割合で溶かします。
<解凍方法>
1. マグロを袋から取り出し温塩水につける。
ブロック(500g)の場合5分が目安(溶かしすぎは失敗の原因です。)
サク(200g)の場合1分が目安(溶かしすぎは失敗の原因です。)
2. 真水でさっと洗い流す。
3. キッチンペーパーか清潔なふきんで水分を完全にふき取る。
4. キッチンペーパーなどで包み冷蔵庫で完全解凍。
ブロック(500g)の場合60〜90分
サク(200g)の場合20分
※ もし解凍中にチヂレがおきましたら所要時間前に温塩水から取り出します。
真水でさっと洗い流した後、水分を完全にふき取りキッチンペーパーに包んで
冷蔵庫で通常よりも時間をかけ、ゆっくりと解凍してください。
チヂレとは・・・遠洋漁船は船内で超低温で急速凍結するため死後硬直前に
完全凍結することがあります。この場合は解凍中に硬直をおこし
チヂレがでます。ですからこれは、細胞レベルではまだ生きている
証でもあり、それだけ新鮮だということです。ご心配なく。
【サクの作り方】
1. 解凍後、血合いを取ります。
トロの場合は内臓側の白い皮と
抱き骨も取ります。
2. @の部分で赤身を切り取ります。
3. トロの部分をAのように切り
サクを作ります。
(赤身も同じようにサクにします。)
4. 皮は身崩れを防ぐため、この時点で切り取ります。
5. サクを筋に対して直角に包丁を入れ、
お刺身の出来上がりです。
中トロや赤身には筋はありませんが、トロには筋があり切り方を
間違えると食感を損ねますので上記を参考に美味しくお召し上がりください。
A
@
【鮪の保存方法】
<生マグロの場合>
なるべく早くお召し上がりください。
2日程度でしたらキッチンペーパーに包み、さらにラップで包んで冷蔵庫で保存してください。
お刺身やお寿司で美味しく召し上がれます。
もし食べきれなかった場合はバター焼きなどにして召し上がってみてはいかがでしょう。
<冷凍マグロの場合>
冷凍マグロは遠洋漁船の船内で−50℃〜−60℃に急速凍結され、獲れたての鮮度を
保っています。
この新鮮さを損なわないように、当社の冷凍庫も−50℃〜−60℃に保たれ競り落とした
冷凍マグロは、セリ後すぐに冷凍庫に保管しています。
お宅にマグロが届きましたら、早速箱から出しキッチンペーパーなどで包みさらにラップで
包みます。
家庭用の冷凍庫では−15℃程度ですので、なるべく冷凍庫の冷気がよく通る奥の方に
入れてください。
1週間以内にお召し上がりいただきますと美味しく食べられます。